民泊Wi-Fiを比較する際のポイントと口コミや評判

民泊Wi-Fiとは、民泊として利用する物件に用意しておくために提供されているモバイルWi-Fiルーターのことです。このモバイルルーターはレンタルサービスですので、契約期間の縛りがあったり、通信制限がかけられてしまったりと、提供各社によってサービス内容が異なるという特徴を持ちます。

そのため、民泊Wi-Fiを利用したいけれどどの会社がいいのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、サービスの口コミや評判から、民泊Wi-Fi各社のサービス内容について比較していきます。

民泊Wi-Fiとは

民泊Wi-Fiとは、冒頭でも述べたとおり、主に民泊物件に利用するために提供されるモバイルルーターのことを指します。

現在、民泊Wi-Fiは民泊を運営するのであれば必須アイテムといえるほど重要な存在です。海外では、すでにあらゆる場所でフリー Wi-Fiが利用できます。しかし、日本での普及はまだまだ少なく、海外からやってきた民泊利用者の多くは「どこでWi-Fiが利用できるのかわからない」という状況に陥ってしまっています。

フリーWi-Fiがない、どこにあるかわからないということは、外国人観光客が翻訳や地図アプリの利用のためにネットを使いたくともネットに接続することができず、大きなストレスを抱えてしまうことが予想できます。ネットから情報が得られないことで、旅の満足度は必然的に下がり、「再びここに来たい」という思いも薄まってしまう可能性があります。

しかし、「宿にはモバイルルーターが完備されている」ということが分かれば、外国人観光客も安心して旅を楽しむことができるでしょう。

比較する際のポイント

自身の運営する民泊に民泊Wi-Fiを取り入れる際には、「各会社によってサービス内容が違うこと」「内容の差によって大きな損失が出ないようにすること」を念頭に置いておきましょう。

民泊Wi-Fiを提供する各社のサービスにはどのような違いがあり、その違いによってどれだけの損失が生まれてしまうのか、次の点に気をつけて比較してください。

契約期間の縛り

一般的なWi-Fiルーターには契約期間の縛りが設定されています。例えば2年縛りのあるルーターなら、契約から1年で解約すると解約金が発生します。

民泊ホストになり、ルーターを契約して2年以内に民泊を辞めてしまったとき、この2年縛りがあることで解約金による損失が生まれてしまいます。

民泊Wi-Fiには、この契約期間の縛りがないものも多くありますので、長く民泊を続けるかどうかわからないというホストの方は、契約期間の縛りがないものを選びましょう。

通信制限速度

使用量によって通信に制限がかかってしまい、通信速度が極端に落ちてしまうWi-Fiもあります。通信速度制限によってゲスト側に不快な思いをさせないよう、通信制限のない民泊Wi-Fiを選びましょう。

保証システム

ゲストが誤ってルーターを壊してしまったときでも、保証のあるルーターなら安心です。旅行で気が大きくなってしまい、騒いで備品を壊してしまうゲストや持ち歩いた先で紛失してしまう方は時々います。「いつ壊れても大丈夫」な民泊Wi-Fiを選んでおきましょう。

民泊Wi-Fiを比較

ここからは、おすすめの民泊Wi-Fiを比較していきます。どの民泊Wi-Fiが自分の民泊に合っているのか、考えながらみていきましょう。

民泊wifi

民泊wifiは、高速通信で通信制限なし、交換保証サービスあり、端末代0円、法人にも対応と手厚いサービスで人気のレンタルWi-Fiです。LET回線によって都会の中でも安定した通信ができ、バッテリーによる連続通信時間は18.5時間と、ゲストが安心して使える仕様となっています。

料金体系

料金体系は、通常月額4,500円。紛失時や破損時、故障時にサポートが付く安心サポートパックをつけてもプラス500円、解約違約金もありません。外国人対応サポートも無料で付いています。

ただし、新規契約時には契約事務手数料4,000円、解約時には解約事務手数料3,000円がかかります。

特徴

キャリアはソフトバンク、通信は4G回線となります。キャリア回線なので通信速度も安定しており、ゲストに不快感を与えないルーターだといえるでしょう。

参考:民泊wifi

民泊レンタルWi-Fi

民泊レンタルWi-Fiは、契約期間の縛りがなく、実質通信量無制限で利用できるモバイルルーターです。レンタル期間中なら故障による修理・交換は無制限、紛失の場合には端末弁償金を補填してくれます。

万が一通信制限がかかってしまった場合には、代替機を送付し通信速度による不満が起こらないよう対応してくれるのも特徴です。

料金体系

月額利用料は、補償無しで3,520円、保証有りで4,500円です。その他、契約事務手数料が4,500円、解約手数料はかかりません。

特徴

キャリアはソフトバンク、回線は4Gで通信は安定しています。タッチパネル式でわかりやすい端末となっており、ゲストも安心して利用できるでしょう。

参考:民泊レンタルWi-Fi

famifi

月間通信制限なし、契約期間縛りなし、端末代金なし、端末交換代も完全無料、業界最安値の民泊Wi-Fiがfamifiです。格安・超高速回線ながら、他社同様の手厚いサービスを展開しています。

料金体系

通常時の月額費用は3,980円です。本体料金なし、解約違約金もありません。ただし、安心保証を付帯するためには月額500円が必要となります。

その他、契約事務手数料は3,000円、解約事務手数料には5,000円が必要となります。安心保証に加入しなかった場合、紛失・破損による好感費は10,000円が必要となりますので注意しましょう。

特徴

英語、中国語、韓国語、日本語といった多言語サポートが付いています。キャリアは国内キャリア複数となっていますが、どのキャリアを利用するのか、契約者側は選択できません。

参考:famifi

まとめ

民泊運営には欠かせない民泊Wi-Fiを契約するのであれば、今回紹介した3社のように契約期間の縛りがなく、通信制限もかからない、安心して利用できるものを選びましょう。

民泊Wi-Fiはネットから申し込みでき、支払いにはクレジットカードが利用できます。外国人利用者を増やしたいホストの方は、民泊Wi-Fiを利用してゲストの利用満足度を上げていきましょう。

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